進んでないわけではない

体験談

 現在、「断捨離」を継続中です。

 いつか役に立つはずだから、努力した証だから、いただいた物だから、思い出の品だから……私が物を捨てられずにため込んでいる原因は、このあたりにあります。また、個人情報の掲載されている紙類や他人に絶対見られたくない物などは、処分に困ることもあります。

 昨日は、シュレダーをしようとまとめておいて忘れた書類が、ひとかたまり出てきました。その中に、「週末起業」の通信講座で提出し、添削されて返ってきた課題がありました。シュレッダーするつもりで取り分けてあったんだと思い出しましたが、すっかり忘れていて、評価された内容などが気になりました。しかし、中身を見ることなくそのままシュレッダーにかけました。

 もう、週末起業の時代ではないですし(テキストは数年前に、ほしい人にタダで引き取ってもらいました)、その時はその時で最大限努力したのは事実です。見ると、地方都市で住んでいた部屋の住所だったので、あの超絶ブラックの職場にあっても必死であがいていた自分を、ほめてあげたい気持ちになりました。さらには、その書面が入っていたクリアファイルには「夢ナビ」という、高校生が進学先を決めるサイトやイベントのロゴが入っており、進路や就職がままならなかった氷河期世代の私の再チャンスを願うような気持があったことも思い出し、切なさを覚えました。

 話題を少し変えますが、出版を目指して何年もかけて準備を重ねた原稿が私にはあります。ただ、かなりマニアックで専門的な内容のため、自費出版を考えて友人にも手伝ってもらっていました。思うところあって、出版を諦めようか悩んだ時に、霊的な能力の高い方にお会いすることができる時期と重なり、そのことを相談をしたことがあります。そこでは、原稿を出版社に送るべきだとアドバイスをいただき、いくつかの出版社を教えてもらいました。

 さっそく出版社に原稿を送り、速攻で原稿が返却されました(笑)。それでも諦めることなく他の教えていただいていた出版社に送ろうと準備していた時に、専門的な内容を中心に展開しているブログを媒介として、自費出版のお金を支援してくださった方がいました。ーー先方には何も伝えてはおらず突然の出来事だったのですが、支援してくださった金額は、手伝ってもらっている友人が見積もった金額とほぼ同額でした。

 このことを、先のアドバイスをくださった方に再度お会いした際に報告したところ、とても大切なことを伝えられました。物事には順序があって、取り組みの最初はやはり1、2、3というまっとうなステップを踏む必要があるのですが、それに必ず取り組むことで、4、5の段階で思いがけない展開となることがあるということでした。確かに私は、言われたことをすぐ実行しました(そもそも、出版したいと思って手掛けてきたその内容は、メルマガの発行を経て、ブラッシュアップを意図してブログで積み上げてきたものでした)。

 「週末起業」の取り組みを少し自嘲気味に取り上げましたが、もしかしたら、「進路や就職がままならなかった氷河期世代の私の再チャンス」に向けてのステップの1、2、3の1だったかもしれません。例えばこのブログも、前世・過去世のヒーラーさんの助言で続けています。全然読まれていません。でも、もし「週末起業」が始まりならば、2とか3の段階での取り組みなのかもしれませんから、4、5へのステップアップを信じてがんばろうと思います。

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